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残念ながら原発廃止は夢のまた夢である。

2011年04月22日

原子力発電廃止論が起きているが、すでに日本経済にとっても世界経済にとっても
必要悪になってしまったので引き返すことは出来ない。

何故なら、「ものつくり立国」日本の製造業が輸出用製品を造るために使用している電力量と
原発の発電量はほぼ同じなのである。
つまり、原発を止めるということは輸出用製品を造ることを止めるということに等しいのである。
加えて原発の安い電力も輸出競争力に多いに貢献しているはずであるのだ。

現時点では太陽光発電のコストは原発の9.2倍である。
普及が進めば半分以下のコストになるであろうが、それを造るのに大量の電力を使用しなければなら
ず、その耐用度は10年くらいなので望みは薄い。
ちなみに原子力、水力、各種火力発電は40〜50年の耐用性がある。

世論調査によると原発廃止賛成者が40%に満たないとマスコミ関係者は不思議がっているが、
額に汗しないものの感覚であろう。
すでに化学肥料や農薬まみれの野菜や果物を食べて生き抜いてきた世間の人々は現実主義なのである。
全ての農産物を無農薬の有機農法で作ると生産量は半減して、価格は少なくとも50%以上騰がる。
原発を止めろということはそう云うことと同じなのである。

原子力発電所は日本において50余基、全世界で300基近くが既に稼働しているのである。
今、世界の原発関係者は、日本の対応を固唾を飲んで見守っている状態である。
何故なら、今回の不幸な事故を教訓にし、何とか原発を続けようとしてるからである。
万一、上手く行かず、原発廃止の流れになれば、原油価格はバーレル150ドル以上に高騰して
世界の半分の国々は買えなくなり、日本においても現在車を持ってる人の半分は車を手放すことに
ならざるを得ない状態になる可能性が大である。

別に原発に賛成している訳ではないが、昨今の原発廃止論の議論を見ていると自民党から民主党に
政権が変れば希望が出てくるようなかっての議論と同じである。
日本の福島のおばちゃんも海外の緑の党も反対はするが、では廃止した後どうするかと云えば、
何の答えも持っていないのである。
廃止した後のビジョンが見えないのである。
誰が悪いのかって? 誠に残念ながら人類の知の限界である。

                           2011年4月21日 はしもと 記
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